
マヌカハニーの等級(グレード)
マヌカハニー(Manuka Honey)の等級(グレード)の表記の仕方には、過去にさまざまな方式が乱立したため、今でもその混乱の跡があり、独自規格のものなどもあるために等級の比較が難しい場合もあります。
現在ニュージーランド政府がこのような状況を改善しようとしていますが、これまでの経緯もあって簡単には統一規格にはできないようです。現在のところ信用できると思われるのがUMFHA(Unique Manuka Factor Honey Association, UMFはちみつ協会)によるUMF規格とメチルグリオキサール(MGO™)の濃度を直接表示したものの2種類です。メチルグリオキサールの濃度(mg/kg)をMGO™という表記で表している製品も多いですが、”MGO™”はマヌカヘルス社の登録商標であるため、MGなどと別の表記をしいる製品もあります。
UMF認証を受ける場合には、メチルグリオキサールの含有量以外にも各種の成分を分析するために、人為的な加熱を行っていないかなども検査されています。
UMF等級とMGO™等級およびメチルグリオキサール濃度との比較、換算をする場合は、UMFHAのサイトのUMF Grading Systemのページを御覧ください。グラフ中でマウスを重ねると、各UMFグレードに対応するメチルグリオキサール濃度(mg/kg)が示されます。
